G1の舞台で大迫力の映像が楽しめる良い試みなのに、よりにもよってダービーを公開しないとは・・・さすがですJRA!
このジョッキーカメラですが、人気馬の陣営にJRAが依頼し、承諾された場合のみ装着される模様。
まず勝ち馬に乗っていたレーン騎手は拒否したようで、ソダシに続き、ダービーで騎乗したタスティエーラには装着されていないのが写真等で確認出来ました。
そして2番人気だったルメール騎乗のスキルヴィングは、残念ながらレースにて心不全で亡くなったため、非公開となるのも理解出来ます。
しかし1番人気のソールオリエンスはなぜでしょうか。
カメラが装着されているのは確認済みで、ヘルメットの下にヘアバンド式なのか、ヘルメットに装着されているのか不明ですが、黒いカメラがハッキリ見えました。
2着になった映像で、ジョッキー目線でもその前に勝ち馬がいることから見せ場も充分なはず。
公開されない理由がわかりません。
桜花賞のジョッキーカメラの動画は200万回再生と注目を浴びているコンテンツであり、JRAとしても公開しないならしないで、理由を教えて欲しいんですよね。
単にカメラが壊れたとか、撮れていなかったとか、そんな理由かも知れないですが、それを言わないとこっちは性格が悪いので
「ジョッキーの暴言が録音されていた。」
「審判員が降着か迷った要素が録画されていた。」
とか炎上しないように手を打ったのだろうと勘ぐってしまうわけです(笑)
以前にも書きましたが、車にだってドラレコが当たり前の時代。
競走で接触する事もしばしばある競馬にもドラレコは必要なわけで、現時点ではテスト運用なのは分かっていますが、いずれ全頭全レース装備になると思っています。
それが公正競馬というものですから。
「注目度の高いレースではジョッキーカメラを公開していく」
として、始まった良い試みだと思っていただけに、日本ダービーという大舞台の映像が公開されず、理由も明かさない姿勢には疑問ですね。
嘘でもいいから(?)機器の故障です位言うものでしょう普通。
馬の陣営側に何か不都合があって公開出来ないというのなら、尚更今後は全頭強制で装着して明るみに出すべきだし、JRA側がやっぱり何かしら説明して欲しいですね、モヤモヤするので・・・。
コロナ禍もようやく終焉を迎え、待ちに待った開催です。
思えば、アーモンドアイ出資時にもほぼ毎回祝賀会に参加しており
「おいおい、G1勝ち過ぎて飽きて来ちゃったよ。」
と自虐風自慢をするのがアーモンドアイ出資者あるあるだったわけですが、そのアーモンドアイが5歳を迎えるころにコロナが蔓延。
ドバイ中止に始まり、無観客開催でのG1勝ち、そしてラストラン含めて後半も観客はほとんど入れず、1着で駆け抜けても拍手もまばらな程度。
当然、皆で勝利を祝うことも出来ず、結局何もないまま引退してしまったアーモンドアイ。
一生に一度だと思っていたアーモンドアイのような名馬への出資・・・。
その終わり方としてはなんとも寂しいものとなっていました。
そんな中でイクイノックスという名馬に再び出資することが出来、こういった祝賀会に出席できる喜び。
一口馬主をやっていてこれ以上ない光栄なことだ・・・と再び噛み締めることが出来ました。
前置きが長くなりましたが、昨日の祝賀会の様子を写真と共に、関係者のコメントなども紹介していきたいと思います。
参加メンバーはアーモンドアイのパーティでもお会いした方々、そしてダービーで2着となった時に放心状態でお会いした方々など、既にお会いしたことのある方々が多かったです。
まずは天皇賞秋、有馬記念と祝賀会が開催されることがなく溜まってしまっていた(?)、優勝レイとの撮影。
さらに昨年のJRA賞のトロフィーなど盛りだくさん。


ドバイシーマクラシックの優勝カップ(皿)も展示。
ロンジンの展示台撮影セットはよく出来ていました。


米本代表に
「私、アーモンドアイのドバイ祝賀会も参加していましたが、こういった優勝の記念品なかったですよね?」
と聞くと
「でしたっけ・・・?すいません。忘れましたが、もしかしたらその時はまだ届いていなかったかも知れません。」
とのこと。

ドバイシーマクラシックの優勝パネルも展示。
今回は賞金も多いので?)、色々と催し物が多くて豪華です。

さて、いよいよパーティの開幕。
グリーンチャンネルでおなじみの小堺翔太さんの司会でした。
また、他にも梅田陽子さん等も来場されていました。綺麗・・・(*´Д`)
冒頭、米本代表から挨拶があり、そこで次走が宝塚記念であることが発表されました。
まあ、春全休!と発表があるわけないし、キングジョージなどのサプライズがなければ、宝塚記念しか該当レースが無いので会場からも感嘆の声はほとんど上がらず
「ですよね~。」
という雰囲気。
また、話を聞くとそこそこ前から宝塚記念に向かうことは確定だったようにもとれました。
祝賀会を盛り上げようと、会員の為にあえてここまで発表を引っ張ってくれた、シルクとノーザンに感謝。

イクイノックスの映像が流れパチンコの確定演出のようなドーン!からのドバイシーマの優勝を振り返ります。
以下は関係者からのコメントです。
Q:イクイノックスはどんな馬だった?
津田場長
「すらっとしていて無駄なことをしない。賢い馬。キタサンブラック産駒は重い馬になる心配をしていたが違った。ノーザンではキタサンブラック産駒で凱旋門賞制覇を目指している。
イクイノックスは生まれてすぐから初年度産駒の最高傑作になる予感はした。」
Q:ドバイのレースはどうだった?
木村調教師
「返し馬を見て、レースで掛かってしまう予感があった。なので、逃げた時にはややネガティブな気持ちだった。
イクイノックスよりも他の馬の脚色ばかり見てしまった。来るなよ。来るなよと。」
楠木厩務員
「ドバイ到着後は環境が変わったことで2、3日はさみしがって飼い葉を食べなくなってしまった。」
ルメール騎手
「逃げたのは作戦。例年のシーマクラシックはスローだから。今年も他に逃げ馬がいなかった。直線はスクリーンで早々にセーフティリードだと確信した。イクイノックスはスーパーロケット。」
吉田勝己氏
「日本で種馬にする約束で北島三郎さんからキタサンブラックを買った。日本の血統馬でイクイノックスのような名馬をつくれてうれしい。」
とのこと。

途中、ドバイを勝ったことからアラブのイメージでアラビアンな衣装のベリーダンサーの方々の踊りが披露されました。
舞台上にダンサーが上がるのを見た私は、以前のアーモンドアイのドバイ勝利時にも、同様のセクシーなダンスがあったことから
「エッチなダンスだぁぁ!!」(紅だぁぁぁ!!)
と声を上げてしまいました。
3人でのダンス、ソロ、ローソクを頭に乗せての妖艶なダンスなどかなりの長時間踊って頂きました。

写真をバシバシ撮る私。
撮り終えてワイングラスをグビッとしていると、ダンサーから合いの手を要求されるも無視していると、明らかにこっちを見て要求するので堪らず拍手をする私。
また、違うダンサーからも
「ふふ、坊や(おじさん)。もっと魅了されなさい。」
と手を振られ、振り返す私こと、坊や(おじさん)。
う~ん、エッチ!(-̀ω-́ ; )
ダンスの後は、ルメールさんが前日に誕生日を迎えたとのことでハッピーバースデーの合唱とケーキのプレゼント。
会場の合唱に合わせて、指揮者の真似をするルメール。


ケーキと言えば、今日のビュッフェは取りやすくて良かったです。
というのも、いつもは一列に並んで長い列を移動するタイプで、とてもじゃないけど並べないので全く食べれないか1回きりなんですよね。
ですから、いつもパーティが終わると飢餓状態。
しかし、今回は従来のシステムプラス、真ん中の島に並ばずに適当に取れる、一口サイズの小皿が並べられており、取りやすかったです。
ちなみにもちもちしたタピオカ粉が入っている(?)カレーパンはこのホテルの名物で、テレビ「マツコの知らない世界」でも紹介されていました。

途中、吉田勝己さんとお話する機会があり
コズン「アーモンドアイにも出資していたんです。」
勝己「おお、そうですか。結構ね。そういう方、今日多いですよ。」
コズン「歩様としなやかさは2頭共通する所があるかと思っているんですが。」
勝己「そうなんですよ。キタサンブラック産駒はそういう馬が多くてですね。」
コズン「キタサンはもっとゴツイ感じが多いのかと思っていました。」
勝己「いやいや、そんなことなくて、前足の捌きが軽い柔らかい馬が多いんです。」
と、イクイノックスはもちろん、キタサンブラック産駒をべた褒めしていらっしゃいました。
以上です。
久々の祝賀会でしたが、やはりたまには良いものですね・・・。
開催できなくなって、初めてありがたみを感じるものです。
ルメール騎手からも
「またパーティやりましょう。」
と語っていました。
まずは春の宝塚記念。
そして秋はジャパンカップはほぼ確定でしょうから、それぞれ勝利をもぎとり、また祝賀会が開催されることを願っています。
ダイワメジャー産駒ということで早熟の予感はしていましたが、3歳、4歳と鳴かず飛ばずで馬券圏内に入るものの勝利には至らず。
この一年は馬券圏内に絡むことなく、ついに初の二桁着も発生し、衰えを感じていました。
しかし、転厩してここ数戦は4着つづきという惜しい競馬。
昨日の京都のレースも4着かなーと、夕方ごろに動画にて確認。
この馬、いつも同じパターンで、先行力を活かして先行。リラックスした走りから抜群の手ごたえで直線を迎えてからの、全く伸びない・・・が持ち味(?)。
厩舎コメントなどから、勝負を諦める癖がついているようで、競ると競馬を止めるという競走馬にあるまじき性格(笑)
確かに過去のレースを見るとそういう傾向にあり、全力で走り切っていない感は多々ありました。
しかし、最近は最後まで諦めない姿勢がみてとれ、食い下がるレースをするように。
それでも4着というのは衰えによる能力の限界なのかなとも思っていたため、あまり期待していませんでした。
が、昨日のレースは同じように迎えた直線で、後から来た馬に並ばれると一度は交わされ、ずるずる下がるのか・・・と思わせておいて、食い下がります。
一騎打ちとなると、二の足を使って内側から差し返してゴール。
見飽きたシーンからの予想していなかった展開にびっくり。
ついに1勝クラス突破です。
正直、メンバーレベルも弱い為、次はどうかとも思いますが、メンタル起因の弱さが払拭されたのなら、まだまだやれるかも知れません。
とはいえ、早熟のダイワメジャー産駒。
やはり5歳くらいまでというのが定説ですし、今年のうちに更なる勝負が出来ると良いですね。
賞金はこれで3500万円ほど。
馬代金の4000万円までもう少しで回収ですから、まずはそこを短期目標に、2勝クラス突破を!
フランスG1凱旋門賞(10月1日、パリロンシャン芝2400メートル)の登録(登録料8300ユーロ=約108万円)が現地時間10日午前に締め切られ、主催するフランスギャロが登録馬74頭を発表した。
日本調教馬はサリエラ(牝4=国枝)、スルーセブンシーズ(牝5=尾関)、ドゥラエレーデ(牡3=池添)の3頭が登録した。
コロナ禍に入った20年は日本調教馬の登録がディアドラのみ、21年は6頭、22年は7頭だった
(スポニチアネックスより引用)
・・・今年の凱旋門賞の予備登録が締め切られ、イクイノックスの登録はありませんでした。
ホッ・・・。ちょっと心配でしたが、胸をなでおろしました。
日本から登録したメンツを見ても、重賞未勝利のサリエラ(ノーザンファーム)、中山牝馬S勝ち馬のスルーセブン(ノーザンファーム)、ホープフル1着、UAEダービー2着のドゥラエレーデ(ノーザンファーム)のみで、正直実際に遠征しそうな馬ではないです。
まあ、もちろん特に3歳馬で挑戦する場合はダービー後の様子を見て追加登録となることもあるでしょうが、古馬については一線級が誰も名乗りを挙げなかったのは、それだけ去年の豪華メンバーでの超絶大惨敗が関係者に効いているのは明らか。
日本のファンやホースマンの憧れである凱旋門賞ですが、もういい加減に醒めても良いのでは?
・・・ということに、皆が気づきだしたのかも知れません。
昨年、ノーザンファームのシャフリヤールがドバイシーマを勝っ凱旋門賞の登録をしていましたが、同じケースのイクイノックスが未登録となったのは、ノーザンの凱旋門賞に対する認識についての変化を感じざるを得ません。
そもそも凱旋門賞の価値とはという話。
過去20年で凱旋門賞勝ち馬のレーティングが「世界一」になったことは3回のみ。
(ハリケーンラン、トレヴ、ヴァルトガイスト。それも最高で130という、やや不作年)
特に現代では凱旋門賞=世界一というのは妄想で、単に日本人による「凱旋門は世界一!」だと思いたいコンプレックスであり、願望にすぎません。
何度も記事に書いていますが、適性こそ全てなので、適材適所こそ重要で「強い馬が行けば良いんだ」という暴論は昭和の非科学的スポ根です。
特に日本の秋のレースはビッグレースが目白押しでその機会損失は大きく、世界一を証明するならば、宝塚記念の代わりにロイヤルアスコットやキングジョージで充分。
それにもかかわらず、凱旋門賞だけが特別視されるのは単に日本人のこだわりであり、特段の意味を私は感じません。
イクイノックスの次走については5月21日にドバイシーマの祝賀会が行われるので、そこで発表となる模様。
もちろん宝塚記念になるはずで、ノーザンのドゥデュースが春全休。日高のタイトルホルダーも宝塚記念回避が決定。
シャフリヤールも春全休。
このままだとイクイノックスの単勝は1.3倍位でしょうかね。
秋は東京2400mのタイトルを獲りにジャパンカップが目標になるでしょう。
個人的にはそこから、体調が許せば有馬記念。
整わなければ翌2月のサウジカップ。
そしてそこから体調が許せばドバイシーマへとつながることを希望しています。
脇を抱えられながら、呂律が回っていないしゃべりに唖然としてしまいました。
病気でなくて、本当に泥酔なら非常識極まりないです。70歳目前にしてお酒の飲み方も知らないって一体・・・。
日本を代表して参戦しているわけではないですが、日本のイメージダウンになるような事は止めて欲しいです。
一方国内ではこんなニュース。
JRA(日本中央競馬会)は3日、開催日における不適切な通信機器(スマートフォン)の使用が発覚したとして、今村聖奈(19、寺島)、角田大河(19、石橋)、永島まなみ(20、高橋康)、古川奈穂(22、矢作)、河原田菜々(18、渡辺)、小林美駒(18、鈴木伸)の騎手6人に対して騎乗停止処分を科した。13日から6月11日まで30日間(開催日10日間)の停止処分の厳罰だ。公営ギャンブルの世界では、開催期間中に不正行為につながる恐れのある携帯電話などの使用禁止は常識だが、一体なぜ、こんなバカげた集団騎乗停止事件が起きてしまったのか。
一方でJRAの管理不足という側面があったことも否めない。
実は、調整ルーム内へのスマホなどの電子機器を持ち込みが厳しく禁じられていたわけではなく、職員に届け出を行い、ダウンロードされた過去のレース映像などであれば閲覧は認められていたとのこと。
また女子ジョッキーが一気に増えた多様性の時代にJRAの管理体制が追い付いていなかったという事情もある。
ジョッキールームは、男女で分かれており、密室に近い女性のジョッキールームのチェックが、行き届かなかった。前出のJRAの審判部長は、「男子は数も多いので、互いの目が気になっただろうが、女性ジョッキーは6人しかおらず閉鎖された空間で、我々も入りづらい。管理が甘くなったと思う」と反省した。6人しか所属のない女性ジョッキーの場合、先輩ジョッキーから注意を喚起されるなどの環境もなかったのである。
RONSPOより引用
・・・ひどいですよねぇ。
調教師がこんな状態ですから、そりゃ若手騎手なんてもっと非常識なのは当然といえば当然。
競馬村で働く人というのは、騎手含め、一般社会で働いたことのある人がほとんどいないんですよね。
だから、そういう常識を教えられる人もいないわけです。
「競馬村の常識は世間の非常識」と繰り返し私は呼んでいるわけですが、JRAがルールを設けてもそんなものは通用しないわけです。
そもそもJRA自体も非常識なので、記事にあるようにそのルール自体が「え?こんな管理体制でいいの?」というレベル。
>職員に届け出を行い、ダウンロードされた過去のレース映像などであれば閲覧は認められていたとのこと。
・・・いや、こんなの、JRAVANで全レース見られるわけで、JRAが機能制限をかけた専用のノートパソコンかタブレットでも支給すればいいだけでしょ(笑)
>女性のジョッキールームは我々も入りづらい
・・・入りづらくても、こんな有り様なので、ちゃんと入ってくださいw
ちなみに競輪、ボートレースでは同様の不正が発覚した場合、過去の例から1年間の出場停止となる模様。
オートレースでは半年の実例あり。
それに比べると、競馬は30日のみでかなり軽いですね。
やろうと思えばできてしまう性質のものなのだから、公正競馬の名の下に競馬も半年から1年間の騎乗停止で良いと思います。
今回の事件、6人いる女性騎手のうち、藤田菜七子以外の全女性騎手が対象となる大失態。
JRAは女性騎手を斤量含め、益々推したい意図があり、それが結果的に裏目に出ましたね。
ただの「甘やかし」になってしまったことで、今回のような事態を招いたといえ、誠に残念です。
一口馬主を始めるまではこういう非常識さについて、あまりに気になりませんでした。
が、自分が出資している馬がぞんざいな扱いを受けたり、レース当日に馬を取り違えたり、2日で156頭が禁止薬物で出走取り止めなど、とんでもない体たらくなミスが発生する様子をこれまで何度も目の当たりにしたことで、本当に非常識な世界だなとつくづく思っています。
JRAを初めとして、もう少し洗練された現代社会に合った競馬界になって欲しいものです。
それこそ、公正競馬への第一歩ですよ。