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競馬の一口馬主を回収率重視で続けていく初心者向けブログ。府中でベコ買うだ!
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11:45:25
競走馬の成績と馬体重には相関関係があり、基本的に重い程、成績は向上します。
つまり、身体の小さい馬よりも大きい馬の方が成績が良いということです。

もちろん、ディープインパクトのように小柄で強い馬もいますし、重いほど良いと言っても関取のような体型の馬では競走馬としての適切な馬体であるという大前提をクリア出来ませんから、あくまでも確率の問題ではありますが。



なぜ体重が重いほど良いのかというのは、上記の通り身体が大きいから。
馬体重でデータが示されている理由は日本の場合、レース毎に全頭の馬体重が公表されておりデータが豊富だからということで、実際には『身体が大きい』ことが有利にはたらくという認識で問題ないでしょう。


身体が大きい方が、一完歩が広くなり、ストライドが広いことになるし、自重の重さと引き換えになるものの心臓などのポンプが大容量になりますから、積んでいるエンジンが大きい車と同じですね。
エンジンが大きくて自重は小さいディープインパクトのような馬の方がより有利ではありますが。


また騎手を乗せるという競馬の特性上、身体が大きいほど斤量や騎手の体重を支える負担は小さくなります。

しかし、大きくなればそれだけ脚への負担は増えるので怪我が増える傾向にもあります。
この辺りも身体が大きいなりに纏う筋肉も大きくなれば、防護する肉塊が増加するわけですから、適切な骨格と筋肉のバランスが取れていれば問題ありません。

人間でもギネス級の2m50センチという身長は人間の適切な骨格の範疇にない為、NBAで活躍出来る可能性は低いでしょう。
それと同じ理屈です。






話を人間に変え、最近ニュースで報じられているある事が気になりました。


”10代の平均身長が、50代の平均身長を下回る”


戦後、食生活と栄養状態が良くなったことで日本人の平均身長は15センチ程伸びたと言われてきましたが、ここに来て10代の身長が縮み始めたのです。

ちなみに以前の報道でも、10代の運動能力が低下。
そして学力も低下。

そんな現状の日本。



なんだかジブリの『もののけ姫』で、イノシシの王”乙事主(おっことぬし)”が、自分の若い子分たちを見て

「わしの一族を見ろ。皆、小さく馬鹿になりつつある。」

と憂い、子分のイノシシたちがショボーン(´・ω・`)な感じになっていましたが、そんなシーンを思い出しました。




では、なぜ栄養状態の良い現代の若者の身体は小さくなり始めたのか。



まず、後天的な要因として、睡眠不足、運動不足、栄養不足が挙げられるそうです。

確かデータとしても睡眠不足と運動不足は明らかになっていたはず。
塾や習い事の増加とスマホによる影響などで、子供の睡眠時間は短くなり、公園の不足や娯楽の増加で子供たちは外で遊ばなくなっていると。


栄養不足については私はデータを知りませんが、特に女性は子供のうちからダイエットを意識するようになっているのは事実。
メディアの戦略等で、大人たちがモデルのような特異に細い身体を理想としている中で、小学生用のファッション誌なども増加し、小学生モデルに憧れを抱く時代ですから、そういう強迫観念もあって子供のうちからダイエット信者になっているのでしょうね。

男性もそうだという理屈があまり見つかりませんが、とにかく栄養不足でもあるそうです。





そして、最大の要因は乳児の『低出生体重児』の増加。
つまり未熟児です。
昔と比べて2500グラム未満で生まれてくる子供が明らかに増加しているそう。

低出生体重児が将来、平均よりも低身長の大人になることは欧米の研究でも明らかになっている事で、日本でもその傾向にあるということです。

この低出生体重児について、千葉大学病院教授の長田氏によれば、経済的、食料的に恵まれている日本にありながら、先進国で突出した割合だそうです。





ではなぜ、身体の小さい乳児が増えているのでしょう。

これは先天的理由で母体に問題があるからです。

まず、高齢出産が増えていること。
あまりにも若い年齢や高齢での出産は、胎児が母体から得る栄養が不足したり、胎内の環境が悪くなりがちで、生まれてくる子供が小さいまま出てきてしまう傾向にあります。


また「小さく産んで、大きく育てる」などと言う殺し文句で、意図的に小さく産む女性が増えているそう。
要は小さく産んだ方が、母体へのダメージが少なく、出産も楽であること。
そういえば、最近はでっぷり丸くなった妊婦さんをあまり街でも見かけませんね。



小さく産むと言うことは、一言で片づけるならば栄養不足にすることであり、その為には母体も栄養不足にすれば良いのです。
これもメディアの罪と言っていいのかも知れませんが、”マタニティヌード”だとか言って、臨月近いにもかかわらずお腹は出ても体型は綺麗なまま維持しているモデルや女優が、グラビアを披露することもしばしばですが、そういう『容姿の美しさ』を追い求める女性と、上記のように「小さく産むことで危険性を減らせる」という病院側のメリットが合致した結果と言えます。



が、
「小さく産んで、大きく育てる」
のは、現状不可能なようで、実際小さく産まれた子供は小さい大人になる傾向がありますから、今後、病院側の指示は見直されるのではないでしょうか。
「小さくたって健康ならいいじゃないか」と思われるでしょうが、栄養状態が原因で小さく産まれた場合、将来的な健康リスクは高まりますから、全く良くありません。





母体の栄養状態というのはそれだけ子供に影響するということです。
私自身名馬並みに(?)爪が薄いのですが、母親がカルシウム不足だったとかなんだとか子供のころに聞いた記憶があります。





では、これはサラブレッドにも当てはまるのでしょうか。
初仔が小さく産まれたり、高齢出産の馬が走らないというのは良く知られた事実で、これも確率的な話ではありますが、そういう傾向にあるのは人間も馬も同じなようです。
馬の父親はコロコロと変わるので比較しづらいですが、高齢ほど小さくなる傾向は間違いなくあるでしょう。




また、どなたかが社台と日高で、高齢繁殖牝馬の差を調べていましたが、結果は社台系の方が高齢になっても産駒の成績が落ちづらい傾向にあるとしていました。


これは母体の管理、栄養状態が社台系の方がすぐれていることを示しています。
人間のデータから見ても、後天的な栄養状態も重要ですが、胎内にいる際の栄養状態もより重要であることが明らかになっていますし、これは人も馬も同じでしょうね。


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12:37:58
箱根駅伝やマラソン大会を見ていて、気づいた方も多いはず。
選手達の履いているナイキの厚底でピンクのシューズです。

pinkshoo.jpg

これの色違いで、片足はライトグリーン、片足はピンクという靴もあるのですが、実はそれも同じナイキの似たモデル。
ニュースにもなっていますが、箱根駅伝においてこの靴の使用率はなんと85%。

明らかに異常です。
このシューズ。ヴェイパーフライネクストという名前だそうですが、使用率を見て分かる通り、相当能力の底上げになるようです。
(厚底だけに  フフッ)



以前、水着でもスピード社のレーザーレーサーが同じ事を引き起こしましたが、各社がしのぎを削って作る中で、こういう革新的な事が起きるのはすごいことですね。

その時、五輪金メダリストの北島康介氏が記者会見でメディアから
「レーザーレーサーを着ないんですか?」
と聞かれ、
「スポンサー(ミズノ)もいる中で、そんな事答えられると思いますか?(怒)」
となぜかブチ切れしていましたが、要するに着たかったのが本音で、箱根駅伝でナイキを履かなかった15%の選手的も本音は同じ。




以前、陸上競技の短距離の走破タイムの短縮は実は人間の能力向上ではなく、道具の進化によるもの・・・という記事を書きました。
記事はコチラ
スポーツと競馬・・・人類もサラブレッドも進化などしていない



よく考えたら、代替わりの遅い人間がそんなに早く進化するはずがありませんよね。
もちろん、栄養管理、トレーニング方法、治療方法など科学的進歩による変化はあります。

が、それは選手寿命を延ばしたり、ケガの防止であって、限界能力を高める効果はあまり無いということです。
なぜなら、肉体は同じだから。
(ドーピングは除く)






さて、ナイキのシューズでふと思いだしたのですが

「なぜ、馬の蹄鉄は金属である必要があるのか?」

という事。

だって、そうでしょう。
人間の靴は金属ではなくて、ゴム系素材。
ゴムの方が、衝撃を和らげるし、グリップも効いて走りやすいに決まっています。

耐久性が無いから?コストが高い?
いやいや、数億円のレース、時に数百億稼ぐ種牡馬の評価を左右する戦績にそんな事が関係ありますかね。

エクイロックスのような釘を使わない接着装蹄なら頻繁に変えても蹄は痛めないし、人間の世界の靴は上記の通り、メーカーがしのぎを削って0.1秒を競う中で、100年前とほぼ変わらない装蹄をしている競馬界に新しい技術が入れば、相当な革命になるはず。

これも上記で述べたように、生物の先天的能力はほぼ変わらない中、人間の世界でも記録を塗り替え続けている要因は”道具の進化”に他なりません。

人間のシューズのように売り上げにならないので、ナイキのような一流メーカーは参入できなくとも、馬のシューズを独占出来れば、ビジネスとしては成り立つでしょうし、どこかが開発しないものか?
そう思っていましたが、どうも最近知ったことを踏まえるとそう簡単なものではない模様。




以下はグリーンチャンネルで見た内容の抜粋で、実際見たのは結構前なので、ややうろ覚えですが、まあとりあえず見てください。

IMG_20191111_160208.jpg

まず、馬の脚に掛かる負担。当然、芝が一番大きいです。
砂に砲丸を落としたのと、芝に落としたのとを比べてみれば分かるはず。

IMG_20191111_160145_resized_20200111_112525592.jpg

じゃあ、芝が一番怪我をし易い馬場なのかと言うと、私も散々述べているように決してそうではありません。
衝撃が少ないはずのダートが抜きに出て危険とデータで出ています。

この辺りは以前にブログでも書いていますが、要するに怪我を左右するのは、着地を正常を行えるか。
つまり砂のように足抜きが悪く、着地の衝撃分散がランダムな砂は危険で、安定性のある芝は安全であると。
もちろん、安定した地盤でありつつ、コンクリートより陸上トラックが安全なように、柔らかさも必要で、それも近年のJRA馬場では実現されており、硬度のデータ上も証明されています。







そして最も驚いたのがこちら。

IMG_20191111_160111_resized_20200111_112525394.jpg

上が馬の脚への衝撃、下が実際のダメージ。
何を示しているかと言うと、我々のイメージや人間を基準にするなら、上と下の瞬間は一致するはずです。
なぜなら、着地と共に衝撃が来て、その同じ瞬間が最もダメージが掛かると想像できるからです。


が、実際には、衝撃を受けた時がダメージのピークではなく、その後次の衝撃が来るまでの中間点が最もダメージが高いというのが事実なのです。

これは恐らくですが、蹄が着地後にググっと踏ん張ってそれを推進に変える時だと思われます。
そうすると、屈腱炎となる部分に負担が掛かるイメージも出来ますから。



なぜ、こうなるのかは正直分かりませんが、4本足の生物と2本足の人間は比較出来ないということであり、大切なのは衝撃が固いかよりも、その後のグリップということになります。
グリップが効くことで推進力を得ますが、その分、エネルギーを滑らせずに脚で受け止める分を増加させるわけですから当然ダメージとなります。


アメリカのスパイク鉄は滑る砂にスパイク(歯)でグリップ力を補助し、より推進させる物であるわけですが、以前よりあまり歯の深いスパイク鉄は脚への負担が大きいことは指摘されている点を見ても、
グリップと脚へのダメージは等価交換
なのかも知れません。

ダートの場合、既述の通り、滑って不正な着地をすることが怪我の最もたる要因なので、まずはそれを避けるべき。
その上で、グリップが効きすぎても脚への負担が増しすぎ、怪我をするという難しいバランスで成り立っているのか・・・。







もし、ここまでの理屈が正しい場合、

「名馬ほど故障する」

という理屈もあながちイメージだけではない事になります。


まず、有名馬の怪我は必ず報道されますが、条件馬の骨折や屈腱炎が報道されますか?
されませんよね。

単純に名声のある馬ほどメディアの取り上げ方も比例するので、まるで名馬の方がスピードが速いから、怪我をし易いのだと錯覚しているのだと思っていました。


しかし、

名馬はスピードが速い。
スピードが速い理由は走法や骨格のグリップ力が高いから推進力により転換できる。
エネルギーロスが無い分、速く走れる。

この論法だと、名馬程、グリップ力が高く、結果怪我をし易い事になります。

もちろん、心肺能力の高さで売っている馬もいれば、そもそもの体質が強く脚が頑健な馬もいますから、名馬=ケガをし易いというのは暴論なのですが、そういう要素は確かにあるなとも思うわけです。




だとすれば、いたずらにグリップ力を高めるゴム系素材の蹄鉄(鉄じゃないけど)を付ければ、それでOKという単純な話ではないのはお分かりになるはず。



以前、エピファネイアが初ダートでドバイワールドカップに出走する際、スパイク鉄を履かせたら、既に完成した骨格、蹄の角度にフィットせず、断念したというニュースを見ました。



同様に、私の提案したような新素材を安易に導入すればそれこそ怪我をするかも知れません。
一方で、逆に言えば装蹄を初めから金属ではなく、新素材で慣らすことで体も適応出来るとも言えるわけで、やはり私は

血統も育成も成熟してしまった近代競馬において、
新開発された道具こそ革新を起こすフロンティア


だと思うわけです。


ファンがそんな小手先のレコードを望むはずもない事は承知ですが、競走馬ビジネスにおいてそういう可能性はあるのかと・・・。

13:05:22
これは以前テレビで見た話。
浅草だったか、老舗しゃぶしゃぶ店が、ある決意表明を掲げてマイナーチェンジしました。

それが

「テキサス宣言」

です。

「ブーー!!」
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吹き出す私。

ニュース番組でこれを聞いて絶句。
聞けば、昨今のA5ランク信仰で、牛肉は霜降りが多ければ多い程良いという傾向が見られるが、本当に美味しいしゃぶしゃぶは、そうではない、適量のサシ(脂分)と赤身のバランスこそ至高なのだと店主は唱えます。

テキサス宣言とは、つまり霜降りから赤身への転換。
アメリカ人が喜ぶ原始人ステーキのようなイメージなのでしょう。


いやはや、老舗らしからぬネーミングセンス…。


と思ったら、話を聞いていくと私の聞き間違い。
正しくは

「適サシ宣言」

でした。

適量のサシ(霜降り)という意味なのでしょう。


別の番組では、牛肉の質は血統と飼料を中心とした環境
この二つで決まるとのこと。

肉質と呼ばれるのは、結局のところ、サシつまり霜降りの細かさとその入り方のことであり、それらが遺伝で決まる模様。

今更ではありますが、競走馬も瞬発力やパワーだとか、そういう筋肉の質まで遺伝するのは間違いありません。


だとすると、最近話題になっている”WAGYU”は日本の和牛と同じなのか。

WAGYUとは日本の和牛が海外に流出し、それが海外で繁殖してしまっていること。
先日、中国人が和牛の精液を海外に持ち出そうとして中国の空港でなんとかそれを防いだニュースが報道されました。
要するに日本の空港はすり抜けられたわけです。

中国に助けられているにもかかわらずこういう言い方もアレですが、知的財産だとかの遵守がガバガバな中国より、日本の方が意識が低いということになります。法も体制もガバガバ。ちゃんと仕事して下さい。

しかし、和牛流出はもっと昔に既に起きています。
オーストラリアでは堂々とオーストラリア和牛協会なるものが存在しています。




以下ウィキペディアから抜粋。

オーストラリア和牛協会
オーストラリア国内の和牛育成を統括する団体であり、国内の和牛協議会開催も行っている。
オーストラリアに初めて品種としての和牛が持ち込まれたのは1990年である。翌年の1991年に和牛の精液と受精卵が持ち込まれた事により、オーストラリア国内で和牛の生産が可能となった。
1995年に北海道の畜産業者であった武田正吾がアメリカ合衆国、そしてオーストラリアやニュージーランドへと子牛、受精卵、精液を輸出したことにより大きく状況が変化した。
1995年、オーストラリアには37頭の雌牛と5頭の雄牛が輸入された。さらにその後の数年間にはアメリカ合衆国で何千頭もの和牛の受精卵が作成され、オーストラリアに運び込まれて育成試験が行われた。2006年にはアンガス種等との異種交配種でない和牛の生産に成功している。2012年時点においてオーストラリア国内で生産されている和牛は5000頭以上。




この武田正吾氏は別のテレビ番組で「日本の畜産がここまで発展出来たのは誰のおかげだ。その恩返しだ。」といった事を述べていました。彼には
「恩返しなら当然、無償で提供したんですよね?まさかご自身の懐には1円も入れていないですよね?」
と問いたいです。
法整備していない日本政府が元凶ではあるもの、日本の全ての畜産家を陥れる可能性のある行為をよくも出来たなと感心します。




では上記の通り、日本の和牛同士から生まれたWAGYUは和牛と同じ味、肉質であるのか。
つまり、競走馬にあてはめて考えれば、血統が全く同じ(ここでは全兄弟の事ではなく、クローンのように遺伝子が全て同じであると仮定する)であれば、同じ実力の馬が育つのか。
そういう疑問が生まれます。


答えは冒頭で述べた通りですが、血統と飼育で肉質が変わるわけで、決して血統(遺伝)のみでは決まりません。
餌、運動量、ストレスなど他の外的要因でも大きく左右されます。
ですから、日本の和牛の中でも様々なブランドが確立され、血統と同じだけ飼育にも力を注いでいるのです。



だとすれば、和牛の血統が海外流出してしまったとしても、簡単には和牛の真似は出来ないわけです。
これを聞くと少しホッとした気持ちになります。

しかし、海外の畜産家もそんなことはもちろん承知しています。
オーストラリアから逆輸入されたWAGYUの価格相場は、日本のWAGYUの半分。

なぜそうなるのかといえば、飼育方法が違うから。
日本のような徹底管理ではなく、放牧で育てるそう。
手間はかからず、また飼育頭数も増やすことが出来ます。


当然、日本の和牛のような美しいサシは生まれず、荒くなるそうです。
これではせっかくの和牛が台無しではないか。

そう思ってしまいがちですが、実際に食べた場合、その味はオーストラリアの牛肉とは全く異なる美味しさだそう。

肉質が柔らかく、うま味も強い。


そう。これはつまり和牛が遺伝的に持つ資質と言え、ある意味『雑な育て方』をしても美味しい肉にはなるのです。
血統が及ぼすその影響力の大きさはやはり絶対的な物があるということですね。




それでも尚、今回の話では、牛や馬の飼育方法の重要さを知りました。
これまでの私の認識としては、馬の疲労度を適切に管理することや、馬術的なスキルをいかに馬に習得させるかなどが、育成と呼ばれる分野の役割だと思っていました。

しかし、上記の通り同じ血統の牛でも飼料や環境でサシが変わるということは、競走馬の場合もそれらで体の大きさや、骨量、筋肉に影響があるというわけです。


JRA総研の研究でも、日本、アメリカ、オーストラリアなどで同じ血統でも馬体の大きさが異なる事が判明していますが、これは気候と牧草、飼料の違いと思われます。



私は馬選びにおいて、初期馴致が行われる前の段階はあまり考慮していませんでしたが、その点は見直す必要があります。
つまり『生産牧場はどこか』というのは競走馬の強さに大きな影響を与えるということです。

ノーザンファームがトップにいるのはもちろん、注意すべきは社台以外で生産された馬ですね。
競馬村には信じられないほど時代遅れの事をしている牧場も未だあるはずで、それらはどのような生産馬がいるのか、血統に対して適切な成績を残しているかなど、生産牧場の実力にも目を光らせなければならないので、社台系以上に馬選びが難しいことになります。



19:34:35
マリリンモンローがセクシーにお尻を振りながら歩く様を『モンローウォーク』と呼ぶそうです。
実際の映像を見たことはありませんが、恐らくわざとらしく尻をぶりぶりと振るわけではなく、ごく自然だったと想像出来ます。

というのは、マリリンモンローは色っぽく魅せるモンローウォークの為に、わざと片足の靴のヒールを6mm長くしたそうです。
これは彼女本人ではなく、友人である女優が語ったもので、もしかするとモンロー本人としては、自分が色っぽいのは生まれながらのことであり、モンローウォークの『種明かし』を嫌ったからかも知れません。


実際のところ、この話に物的な証拠(遺品の靴など)があるのかどうかも定かではない逸話ではありますが、私は納得しています。
6mm程度でウォーキングが変わるということに疑問をもたれる方もいるでしょうが、我々は似たような話を知っているではありませんか。



そう、馬の装蹄です。
歩様の悪い馬の蹄鉄を、名装蹄師が打ち変えた所、あっという間に改善した・・・という話や、裸足の方が調子の良い馬の話などを知っています。

これらは昭和から平成初めの話で、JRA所属馬ならば今は腕の悪い装蹄師は淘汰されたと信じたいですが、地方競馬や乗馬の世界には未だにそういう三流も間違いなくいるはずです。



こういうミリ単位でガラリと性能やバランスが変わるのは正に職人技なわけで、それが6mmとなれば、モンローのように相馬的な観点では『致命的な歩様』になるわけです。




馬選びにおいては、こうした歩様の違いは当然見抜かねばなりません。
ありがちな誤解としては、モンローウォークのような”揺らしながら歩く”様子を『ダイナミックな動き』として良い物だと勘違いすること。

これまでその理由が分からなかった方もモンローウォークの『種明かし』を見れば納得して頂けれるでしょう。
体のブレは体幹の弱さや骨格のゆがみが原因となっていることが多く、これを
「動く幅が大きいから、これは良い歩様」
と勘違いするのは、初心者にありがちだと思われます。


体を揺らすと大きく見えるのは錯覚です。
揺らすことで、残像が視覚的に残り、実物よりも大きく映るわけです。

よく街中で、チンピラが肩を揺らして歩いていますが、これは自分の体を大きく見せるためにやっていることです。
野生動物も相手を威嚇する時に、同じように立ち上がり、両手を広げたり肩を左右に振ってみたりしますが、これと同じ理由ですね。
なんとか自分を強く見せようと必死なわけで、チンピラが動物レベルの脳みそしか無いのが良く分かると思います。



もちろん、私にはそんな小細工は通用しないわけで、その本質を見抜いちゃいますから!
ですから実際やったらね、もうボッコボコですよ。
ええ。
私がボコボコにされる側ですけどね!(キリッ!)


ただ、実際本物のアスリートや格闘家は、そんなチンピラウォーキングをしなくとも、その迫力は飛びぬけているわけで、体の厚みが全く違いますし、軸ブレしない綺麗なウォーキングをします。

元ハンマー投げの金メダリスト、室伏氏が、まだ一般社会では無名な頃から、歩いているだけで様々なスポーツのスカウトが絶えなかったエピソードは有名で、それは正に上記の通り、ウォーキングからその素質が溢れ出ていたわけです。






最後に、上記でモンローウォークのような軸がブレるのは良くない歩様・・・と述べましたが、馬選びの難しい所は、良くくないからと言って絶対に走らないとは言えない部分です。

皆さんご存知の人類最速のスプリンター、ウサインボルト。
彼の背骨が曲がっていることで、横に振った時のエネルギーが速さに転換出来たことは科学的に立証されています。

もちろん怪我の原因になるのは明らかで、教科書的な回答としては既述の通り背骨のゆがみは体のブレとなり「良くない歩様」に分類されますし、それは競走馬の場合、確率的に多くは実際に走らないと思っています。


が、ボルトのように一流のトレーナーのもとで、正しいトレーニングと、それに耐える豊富な筋肉量とウィークポイントを転換できる走法が出来る骨格を持っていることなど、複雑に絡んでおり、高度なレベルや例外は見抜くのが困難です。



ボルト同様、一流の牧場とスタッフ、調教師が体質が弱かったり、体に欠点があるけれども、優れた才能を持つ馬を一流馬に育て上げたエピソードはモーリスの経歴を調べると良くわかるのではないでしょうか。



真の相馬眼を手に入れる道は、果てしなく遠いです。


18:24:45
JRA宮崎育成牧場がアメリカで行った調査で、放牧時間と馬たちの運動量をGPSを元に測定したところ、半日(13時間)放牧した馬と、24時間放牧(集牧があるため厳密には22時間)した馬に移動距離の差はありませんでした。

これはつまり、自主的に馬に任せた場合、半日である程度の満足感と疲労を覚える運動量が得られ、それ以上はあまり動かないというわけです。


では、半日以上の放牧は無駄なのかといえば、そうではありません。
以前から繰り返し当ブログで述べているように、馬の胃潰瘍の原因はストレスだけではなく、一日二、三回の給餌。

元来の一日中少量ずつ食べ続ける生態を無視して、一度に多く餌を与えることによる消化不良が、内臓を痛め、成長を阻害します。

24時間放牧ではこのリスクを減らし、成長を促すことも出来ます。

また、休業日や悪天候などで一日馬房に閉じ込めてから、翌日外へ出すと、かなり興奮するのはサラに限らず乗馬でも同じです。

閉鎖空間のストレスと、運動できないストレスは馬のために良いはずはありませんから、放牧が長くて悪いことはありません。


ただし、その馬が太っているなら放牧は半日で足りるということ。
それ以上出しておいても草を食べ続けさらに太ります。
草が無いところへ出せば良いですが、そこまで様々なスペースを確保できないのが、現実。


結局、これらは人件費や敷地面積、管理できる広さなどがかかわってくるので、理想と現実でどこまでやれるかの話になります。

ちなみに当然ですが、放牧地は広いほど馬の運動量は比例して増えていく傾向にあり、出来る限り広いスペースを与えた方が効果は高いようです。可能ならそうすべきはホースマンは分かっているでしょう。



ただ、そもそもの話として、馬の個体差により放牧ではあまり運したがらない個体もいるでしょうから、理想としては引き運動、ウォーキングマシンで運動させて、残りを広い場所で放牧させることです。

これも人手が無いと叶わないし、詰めたり伸ばしたりの基本的な事を教えるのも機械化は不可能ですから、やっぱり大資本には勝てないよなぁという結論。

【一口近況】
アーモンドアイが令和初の天皇賞秋を制覇でG1を6勝目。もしかすると夢の8勝もあり得るのでは・・・ ( ˘ω˘)スヤァ
【BAR】
「いらっしゃいませ~」 
コズン:牡30代(神奈川在厩)
一口馬主6年目。重賞勝ち(達成)、名付け親(達成)、口取り(達成)を目標に始めました。最終目標はG1制覇(達成)。

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