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競馬の一口馬主を回収率重視で続けていく初心者向けブログ。府中でベコ買うだ!
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18:21:35
さて長かったパラオ旅行もこれで最後。

パラオ旅行初回は コチラ

秘境への船旅に疲れ、バタンキューでベッドへ。
さすがに連日の運動で疲れもピーク。早めの就寝・・・。

そして夜中。


コンコン・・・!


ノックされた音で目覚めます。
「え・・・。夢・・・?」

するともう一度


コンコン・・・!


音のする方へ目をやると、そこは入口のドアではなく、ベランダの入口のドア。(窓ではなくドア)
カーテンが閉められるので、様子は窺え知れません。

いや、ちょっと待て。鍵閉めたっけ・・・。
初日に部屋チェックをして回った時に、念のための施錠しました。
が、その後、ベランダに出る機会は何度もあって、施錠するのが面倒だなぁと感じたのを覚えています。


そもそもここは2階。
ノックとかヤバイ奴じゃん・・・。

このホテルはエントランスに自動ドアもなければ、そのままロビーを素通りできます。
敷地の境目もよくわからないし、三方向は海なので訳のわからない奴が入ることは容易です。

2031.jpg

「ど、どうしよう。入ってきたらどうしよう。」


普通に考えれば、嫁を起こして、部屋の出入口のドアへ向かう準備をすれば良いのですが、寝起き数秒後で、頭は真っ白。
とりあえず息を潜めて震えることしか考えつきませんでした。


そこから数分後・・・。





…( ˘ω˘)スヤァ



寝ました。私、寝ました。
本当に怖かったんですが、なぜか寝ました。
幽霊ではなく泥棒、変態におびえていたのになぜ寝たのか今でもわかりません。





そして朝を迎えます。チュンチュン


DSCN5199.jpg

「あー・・・。あれは何だったんだ。」

毎日居ても飽きない清々しい朝食ですが、爽やかな風を感じながらも、もやもやが。
食後には庭を散歩します。

DSCN5237.jpg

エイも池で飼っている模様。
おー、魚もいろいろいるなぁ。

ミルクフィッシュという魚もいます。

「なんで、ミルクフィッシュ?ミルクの味するの?」

と聞くと

「知らん。ネットで調べておくよ。」

と外国人従業員に流されました。


ふむ・・・。帰るか。


DSCN5234.jpg

あー、鳥だ。




・・・・ん????

DSCN5251.jpg

あー。子連れだぁ。子供はウズラのようですが、親について行っているので、ニワトリなのでしょう。
コケコッコーと鳴いていましたし。



・・・ん??????


ピーンと来る私。

「こいつか・・・。」


確信はありませんが、ニワトリがコンコンとノックしていたのです。
きっと、人間から餌付けされているため、これで餌を貰えたことがあって夜中に訪問しているのでしょう。
(何時だったのかは全く不明)


・・・うん。そう思うしかないからね。



さて、いよいよ最終日。

今日はホテルの周りを散策。
敷地はべらぼうに広く、高台には砦もあります。
砦近くの東屋まで登り休憩。

DSCN5446.jpg

暑い・・・。
湿度は日本と同様の70%以上。
紫外線は日本の5倍以上でじりじりと焼ける感覚がわかります。


暑いけれど私は肌が弱いので、長そでを着るしかありません。
とてもじゃないけど、肌が痛くて耐え切れないのです。


DSCN5492.jpg


一方で嫁の肌は強靭。
暇つぶしに模様を描き続けていました。
ビーチに戻って日よけ付きのビーチベッドで寝る私ですが、まあ暑い・・・。
ハワイのようなカラッと気候では全くないので、そこはパラオの欠点ですね。

一方で、素晴らしいのは

”海のすべてが綺麗”

ということ。
ビーチリゾートでも、インスタ映えするような場所は限られていたりしますが、パラオは適当にシャッターを切ってもどこでも綺麗な海があります。



本当に海にパラメータを全振りしたのがパラオです。

国一番の街へ行って買い物をしましたが、最も大きい施設は普通の2階建てスーパーでした。
よって買い物が楽しい場所ではありません。






そんな旅も終わりが近づきます。
そして最後のツアーは「ナイトカヤック」。

参加者はまたしても我々二人のみ。

ツアーを案内してくれるのは、日本語が話せるようで話せないパラオ人のおじさん。
(本当は名前も覚えています。)


最初は日本語で話していたのですが、細かい話が通じないので、試しに私が英語で話すと、以降、一切日本語を話してくれなくなりました(笑)


が、残念ながら私の中学生レベルの英語なので、話半分程度にしか理解出来ていません。

それでも白人と違い、彼らの発音もカタカナ英語に近く、日本人の英語が通じやすいし、向こうの言っていることも聞き取りやすいし、そもそもあちらはガイドなので日本人のブロークンイングリッシュには慣れっこでしょう。



カヤックを漕ぎながらツアーでは自然と(?)中国人の悪口に。

おじさん「そこにクラゲいるよ。」

コズン「あーほんとだ。本当はジェリーフィッシュレイクに行きたかったけどダメなんでしょ?」

お「そう。だめ。色々あってね。人も来過ぎたしね。特に中国人はSNSにあげるのか、触っちゃダメだといってもクラゲを持ち上げて写真を撮ったりするんだよ。」


コ「あー。なんか、中国人はジェリーフィッシュレイクでクラゲ蹴ったりするんでしょ?」

お「そう。ダメだと最初に注意しても彼らはやる。日本人は触るなと言っておけば触らない。だから自然とデリケートなツアーは中国人は触れさせず見るだけになった。」

コ「なるほど。だから、日本人と中国人は別々のツアーなのか。」



コ「ジェリーフィッシュレイクは復活する?」

お「わからない。ごめんね。行けるといいね。」

コ「うん。」

お「こういう時に日本人は納得するけど、中国人は納得しない。金を渡して行かせようとする。」

コ「行くのは違法?」

お「違法。見つかったらレンジャーに捕まる。でもレンジャーも金で買収する。それがバレてクビになったレンジャーもいたけど、どうしようもない。仲の良い中国人もいるけど、そういう人もいる。」

コ「難しい問題だね。」



ロックアイランドをすり抜けるように漕いでいくと、日が暮れてきます。

すると、日中は息をひそめていた鳥の声が。まるでスピーカーがついているのかという位、大きな声で鳥が鳴きます。

昼間は暑いからか、動物達の気配はしないのですが、夕暮れは溢れる生命を感じました。
みんなが活発に動き出す時間のようです。

ちなみに哺乳類はコウモリ、サルくらいでしょうか。海が多いからやっぱりコウモリのように飛べないと繁栄出来ないのでしょう。
サルも一種類しかいないので、

「ニホンザル」、「フタオマキザル」のような細かい呼び名はなく「モンキー」でした。




いよいよ夜が近づきます。

DSCN5498.jpg


お「じゃ、ごはんにしましょう。船まで移動するよ。」

コ「はい。」コギコギ・・・


小さな島々を抜けていきます。


お「そこだよ。」

コ「え・・・。」

そこにはボロボロの廃船が・・・。大きさは中型漁船といったところ。

ドン引きで絶句していると、右へと曲がり

お「こっちだよ。」

と呼ばれます。
そこから10mくらい先にピカピカのクルーザーが。


コ「びっくりした。そこの幽霊船で食うのかと思ったよ。」

お「あーw 大丈夫大丈夫。」


お弁当は天皇陛下もいらしたレストランのもの。

コ「うまww完食」

パスタがおいしかったです。

お「もう一個食べる?」

コ「えっ、全然食べないの?」

お「飽きた・・・。」

コ「ノーサンキュー。この後、飛行機乗るから満腹困る。」

お「ビール飲みたい。」

コ「ビール好きなの?パラオで人気のビールは?」

お「アサヒブルー。アサヒは安いからね。」

コ「ほえ~。ブルーは日本には無いのかも。」


夕食後、いよいよ漆黒の海でシュノーケリング。
暗いと怖いですねやっぱり。

お「水をたたいてみて」

コ「とう!」

バシャ!

すると、夜光虫が青白く光ります。日本ではたまにしか見られませんが、こちらでもいつもなのでしょうか。

コ「おお~!無限だ。これカメラに写る?」

お「高価なカメラじゃないと無理かもね。」

パシャリ!

コ「うーん。真っ黒で写らないね。」

お「あー。」

ということで、写真無し。



空へ目をやると満天のミルキーウェイが。
新月なので暗い分、ものすごくたくさんの星が見えます。

コ「これ、日本語で天の川。街が明るいから今はほとんど見えないよ。」

お「ふーん。あ、あっちに人工衛星(日本語)見えるよ。」

コ「まじで!?あ、なんか動いている。」

お「あそこから右のステーションまで動くよ。」

コ「ほ、ほんとだ。こんな肉眼で見えるもんなの・・・・」



十分に星空と夜光虫、島々の生物の声など、夜の海を堪能し帰ります。

当たり前ですが、来た道を岸まで漕ぎます。

「ふうふう。港付近まで帰ってきたぞ・・・。」

すると、後ろから観光船が。

これ、結構怖いです。こちらは懐中電灯しかなく、観光船は結構なスピードで近づいてくるので、道を横断する猫の気分。

「轢かれそう・・・」

なんとか無事、帰ってこれました。





これですべての工程終了。
パラオ発の便は夜中にしかなく、仮眠をして夜中の二時頃ホテルを出発。

空港で、ツアーで仲良くなった人と再会し、その方からペリリュー島へ行った写真を見せてもらいました。
中にはかつての日本兵を思うとシャッターを切れなかったような場面もあったそうで、やはり激戦の爪痕を今も残す地のようです。


旅を終えて思うのは、日本人は一度は行くべき地ということ。
沖縄・グアムと大して変わらない距離で、あれほどの綺麗な海は魅力的ですし、かつての日本占領下にあった影響で日本の文化や言葉を残し、それがなんだか遠い親戚のような、それでいて戦争の記憶と共にアメリカ化して消えていく物悲しさも感じる、日本と縁のある場所です。



この旅行の記事の序盤で紹介した、国の中心となる島と島をつなぐ大きな橋は、韓国企業が入札で鹿島建設の半額で受注したものの、たった20年で真っ二つに崩落。
もはやギャグです。

陸路が遮断されて国家非常事態宣言が発令されたため、日本が無償で作ってあげたそうです。(当の韓国は知らんぷり。)

そこで「日本とパラオ友好の橋」というそのままの名前が付けられたそう。どストレートなのは、感謝の度合いからそうとしか名付けられなかったのだと解釈しています。
ああ、あの時見たアルファルトが妙にそこだけ滑らかだったのは、そういうことかと帰国してから調べ納得。



日本の技術力、品質の高さ、礼儀正しい国民性など、パラオの人々は今もそれらを知るからこそ、日本に共感しています。
先日、日本がついに見切って脱退した「国際捕鯨委員会」でも、パラオはいつも日本側に立ってくれており、いわゆる友好国です。


そこにはもちろん経済援助などの見返りはあるでしょうが、とはいえ、恩を仇で返す日本人の理解できない言動ばかりをする隣国達よりも、よっぽど絆を感じます。

地理的には決して遠くない友好国パラオにも、日本の人々がもっと注目をしてもらえると良いのですが。


パラオはグアム、サイパンと三兄弟のような位置にありますが、断然パラオがお勧めです。
ここは是非また行ってみたい国になりましたね。


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アーモンドアイとイクイノックスに出資。1歳の出資時からブログに綴っています。一口馬主での目標は全て達成しました。 ( ˘ω˘)スヤァ
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コズン:牡 未勝利(神奈川在厩)
一口馬主隠居。重賞勝ち(達成)、名付け親(達成)、口取り(達成)を目標に始めました。最終目標はG1制覇(達成)。 真目標は種牡馬入り(達成)

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