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現地時間25日、アラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われたドバイシーマクラシック(4歳上・G1・芝2410m)は、先手を取ったC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、持ったまま後続を突き放し、2着の4番人気ウエストオーバー(牡4、英・R.ベケット厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分25秒65(良、コースレコード)。

 3着には8番人気ザグレイ(牡4、仏・Y.バルブロ厩舎)が入った。3番人気シャフリヤール(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は5着、5番人気ウインマリリン(牝6、美浦・手塚貴久厩舎)は6着だった。

 勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、その父キングヘイローという血統。従来のレコード2分26秒65を1秒も縮める圧巻の走りを披露し、天皇賞・秋、有馬記念に続くGI・3連勝を飾った。
(netkeiba.comより)



2023年3月26日 ドバイ・メイダン 芝2400m
ドバイシーマクラシック

イクイノックス

1番人気/1着



大楽勝劇キタ――(゚∀゚)――!!

いやはや、事前の心配はどこえやら、終始もったままの流しての大楽勝。
土曜の深夜に酒を飲みまくったため、本日は二日酔い気味ですが、なんと心地よい二日酔いでしょう・・・。


初の海外輸送でガレている情報はシルク公式で知っていましたが、加えてエクイロックスを使用して装蹄したとのことで蹄の調子が悪いという心配もありました。

パドックではこの2点を注視。
まず馬体の張りはまずまずで、直前の記事で書いたように有馬記念のデキに無いのは明らかでしたが、かと言ってガレているようには全く見えず、まあボチボチの秋天程度の7~8割という予想通りの馬体と歩様。

そして蹄については、2月の国内ではパテ埋めされた痕がくっきりとありましたが、この日はそれが確認できず、ホッとしました。
つまり、レースで力を発揮する上で問題は何もないと判断出来ました。

ライバルの外国馬は比較出来ないのであまり見ていませんでしたが、シャフリヤールは去年のジャパンカップのデキには遠い仕上がりでちょっと辛い様子でした。


レースは誰も逃げない中でイクイノックスが自然と先頭に。
無理に押さえずにイクイノックスの折り合いを大事にしたルメール騎手の好判断ですね。
要するに逃げさせられたとも言える展開だったわけですが、かと言ってイクイノックスのペースを崩すことは無かったので非常に良かったと思います。

スローになったことで逃げながらも切れ味勝負になるかと直線身構えましたが、イクイノックスはもったままで後続を引き離し、ステッキ無しで最後は流して勝利。
かつてのハーツクライが、ドバイシーマで逃げた時を思い出しました。あの時もルメールでしたね。


イクイノックスの戦績の中で最も楽なレースだったかも知れませんね。
ゲートも折り合いも上手になり、もはやレースにおいては、欠点らしい欠点が見当たりません。

ダメージは最小になったと思いますが、蹄の調子が心配ですから、どうか無事であって欲しいです。



ルメール騎手が馬上インタビューでハーツクライがルメールの騎手人生を変えたこと、2週間前に亡くなったことを述べた際には、ふとハーツクライが有馬記念からドバイシーマで覚醒した事を思い出させました。

ハーツクライと被る展開を見せたイクイノックスの春のローテはもしかすると、あのキングジョージのようにイギリス遠征があるのか
も知れませんね。

個人的にはイクイノックスの種牡馬価値を上げることにしか興味がないので、全く持って別カテゴリの欧州の芝レースに興味はありりません。


相変わらず強い馬を見るや「凱旋門!凱旋門!」の大合唱をする一部のファンにはうんざり

タイトルホルダー、ドゥデュースの凄まじい負けっぷりと、直近の日本でのレースを見て、同じ馬に見えますか?
何馬身差でどうにかなる問題ではないですよね。かと言ってイクイノックスと彼らを比較して実力差で凱旋門を惨敗したようにも見えません。

つまり、実力云々ではなく適性の問題なのですが、とりあえず強い馬を見ると「凱旋門」に直結するその安直な発想は思考停止の原理主義。凱旋門信仰者ですね。

その為の対価を自分で払うのなら構いませんが、頼むから私の宝物に目を付けるのは止めてくれという気持ちです。




そもそも、彼らの間違いとして
「凱旋門賞は世界のトップレースなのだから、勝てば種牡馬価値が上がる!」
と認識していることです。

上がりませんよ。

凱旋門賞を勝てる馬は単純に強い馬ではなく、適性のある馬だというのは既に述べました。
だとすれば欧州適性を証明したところで、日本の馬場に関係のないカテゴリであり、影響は微細なものですよね。

これがサウジカップのようなバグとも言える超絶破格の賞金が設定されているならともかく、一般の馬主にとって欧州適性のメリットが少なすぎるのです。

結局は凱旋門賞という憧れのレースを勝ったという名声と、プレミアム感だけです。
プレミアム感が多少の付加価値を与える事は認めますが、メインはあくまで国内外の高賞金カテゴリーでの実績です。

ナカヤマフェスタが凱旋門賞で僅差で敗れましたが、彼が勝っていたとして種牡馬価値が激増していたとは思えません。
あくまで宝塚記念馬としての評価で種牡馬入りしたとみて間違いないですよね。
凱旋門賞を勝った馬ならバゴでも良いわけで、じゃああえてバゴ産駒買いたいですか?


特に今日では凱旋門に勇敢に挑んだ日本馬達がひどい負け方をしたことと、逆に海外馬がジャパンカップでサッパリなことで
「競走は実力ではなく適性」
という理屈は広く認知されていると思います。


さて、凱旋門賞を勝って(日本での)種牡馬価値が上がりますかね?

繰り返しですが、馬場は問わないプレミアム感は海外の馬主にも伝わるので、セレクトセールでセリ値が上がる可能性はありますが、ディープ同様、別に勝たなくても売れますからね。

わざわざ秋シーズンを凱旋門に浪費するなら、ジャパンカップと有馬記念を狙う方がよっぽど種牡馬価値は上がります。

特に今年はイクイノックスがドバイシーマを勝って、ジャパンカップボーナスの権利を手にしているわけで、これで狙わない手はありません。



今年のドバイワールドカップの勝ち馬ウシュバテソーロがオルフェーヴル産駒であり、芝も走れるダート馬です。
数年前にアメリカのブリーダーズカップディスタフを勝ったマルシュロレーヌもオルフェーヴル産駒で芝も走れるダート馬です。
・・・偶然ですかね?

どちらも日本のダートで歴史的な戦績を挙げた馬ではありません。が、鬼門とされた海外ダートG1で歴史の扉を開きました。
これこそ、適性こそ全てだという証明では?


イクイノックス自身の欧州馬場適性について言及するつもりはないですが、過去の惨敗した日本馬になくてイクイノックスに適性があるという理由を聞いてみたいですね。


この後のローテについては宝塚記念が本線であると思いますが、春のイギリス・・・ロイヤルアスコット、キングジョージは有り得ると思います。

秋については、凱旋門はルメール騎手も米本代表も濁していたので、インタビューで候補に挙がっていたBCが可能性はあるもの、ボーナスの絡みもあり、ジャパンカップが本線・・・だと良いのですが。

ドバイシーマ→ジャパンカップ→サウジカップ。
年3走で24億は稼げますから、ドバイ後の春に夢を叶えるアスコットにでも行けば良いと思います。

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コメント
楽勝祝い
おめでとうございます
イクイノックスが、無事でいれば、獲得賞金ランキングの1位2位を出資馬が占めることも、夢ではありませんね

mo│URL│2023/03/26(Sun)19:59:24│ 編集
Re: 楽勝祝い
moさん祝福のコメントありがとうございます★
仰る通り、1位、2位とかちょっと夢見ちゃいますね~。でもサウジカップの登場で全てひっくり返す賞金体制になってしまったので、結局はサウジカップを勝てるな否か、シーマ+JCボーナスを取れるかで決まってしまう所があるので、アーモンドアイもキタサンもアッサリ抜かれる気がします。この3つさえ勝てば24億円ですから、イクイノックスには来年はこの3走だけでもいいです(笑)

コズン│URL│2023/03/27(Mon)17:39:31│ 編集
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