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18:22:06
競走馬の出遅れの原因を考える・1



以前に書いた記事の続きです。
かなり間が空いたのはお察しの通り、まとまりの無い自分で何が言いたいのか分からない内容になりお蔵入りしていたからです(笑)
しかし、消すのももったいないので、一応アップします。







まず、自分の体ほどしか無い狭い空間であるゲート内に閉じ込められるのは、本来、草原で暮らす馬にとっては激しいストレスになります。

ただゲートがストレスになるからこそ、開いた時にポンッとダッシュ良く飛び出す効果も狙っている為、ストレスの程度問題でもあります。

今年の年始のグリーンチャンネル特番で吉田照哉氏が、
「日本のゲートは前面が解放的すぎる。もっと海外のように前面の網を遮蔽した方が良いのでは。」
と苦言を呈していました。


これは恐らく、日本のゲート内は視界が良好すぎる為、その先のターフが見えてしまい、我慢がきかず出たがって暴れたり、ゲートの下を潜るような行動に出るからでしょう。

実際に日本と海外のゲートを比べてみましょう。

japangate.jpg
dubaigate.jpg
(上がJRA、下がドバイのゲート。遮蔽の差はありますが馬の目線上はどちらも見えていますね。)


先の馬場が視界良好に見えるということは、この数秒後に起きる熾烈な戦いをハッキリと馬が予測出来る為、より興奮状態を招いてしまうというわけです。

これをある程度遮蔽した所で、もちろん馬は数秒後に何が起きるのか分かっているのでしょうが、視界の遮断というのは、ほとんどの動物を大人しくさせる効果があります。

馬がゲートに入らない時に覆面をさせるのもそういう理由ですし、鳥類などはそれが顕著で、手で目を隠すと途端に大人しくなります。

ちなみに人間にも同様のことが言え、光の刺激は興奮を招き、結果疲労を伴います。
ですからマラソン選手がサングラスを着けている理由は、単に眩しいからでは無く、光を何割かカットすることで視覚から入る情報量・刺激を減らし、それによって疲労を少しでも軽減する目的からなのです。


ですから照哉氏の指摘については私はもっともだと思います。






次に肌がゲートや異物に触れるのを嫌がる点。
ゲートは馬1頭ちょうどのスペースしかありませんから、入ると前後左右様々な所に体が触れます。

これはその馬の個体差が相当あるでしょうが、先天的に肌が敏感で異物が触ることに拒否反応がある場合や、後天的にこれまでの馴致で理不尽にムチを腹、尻に入れられすぎた等、嫌なことがあり、それによってその部位に触られることを極端に嫌がるようになってしまった場合もあるでしょう。

ゲートでは触れませんが、腹の下側(腹帯を締める辺り)は特に敏感で、大人しい乗用馬でも触ると不快なのかこそばゆいのか、ピクピクと肌を振るわせて反応したり、ブラシを嫌がります。




以前、ローブティサージュがゲート入りを嫌ってムチで打たれた事件でも、騎手を降ろしてこの敏感な腹に長鞭を打っていました。
JRAは朝日新聞の取材に「長鞭で痛みを与える目的は無い。」と述べていましたが、これはもちろん嘘で、馬が一番痛がる場所を狙ったということです。

元々、長鞭は馬上で手綱とムチを同時に持ったまま脾腹を打つことが出来る道具で、そういう意図があります。
(単鞭では騎手のように片手持ちにしないと尻や腹は打てない。)






他にも2014年の天皇賞春でゲート入りする際、ゴールドシップの尻をベシッと叩いた係員が原因で、馬が「ブオーーー!」と吠えて暴れて結果、出遅れたという事件がありました。


出遅れの原因は複雑でそれと断定することは出来ませんが、係員が不用意に尻に触れており、それにイライラのスイッチが入ったというのは理由としてはあり得ます。
あまりの咆哮に別の馬に乗った蛯名騎手も驚いたのか、レース後、真似をする様子がテレビで中継されていました。


これらの対策として、先日の記事のリンクで述べた通り、ゲート用の馬着や、ゲートボーイによる愛撫で緩和出来ます。



しかし、現状日本ではルール上、認められていないわけで、だとすると物理的な対策が不可能であり、普段からの馬の精神的問題を解決する他無く、完全矯正は難しいでしょう。







続いて、ゲート内で隣の馬が暴れて、こちらもパニックになってしまうこと。
馬のような集団生活を営む動物は、人間同様、心理状態が伝染します。(災害時の集団パニックや、詐欺で行われる集団催眠による商法など。)

特にレース直前の馬の心拍数は、この直後に訪れるレースへの恐怖と興奮で、走る前にもかかわらず相当にまで上がりますから、何か些細なことでもスイッチが入り、緊張と我慢の糸がプツッと切れることは容易に想像出来ます。



今回挙げたこれらのことは、気性難で制御の効かない馬ほど、さらに増幅してマイナス効果を強めます。

気性の荒らさは勝負根性と表裏一体と言われているわけですが、農学博士の楠瀬良氏は「パドックで落ち着いている馬の方が、着順を上げる効果がある。」という研究結果を発表していますし、ゲートも同様に、イライラしたり落ち着きの無い馬は出遅れる確率も上がり、結果が出にくいと考えられます。




その3へ続きます。
(多分・・・)
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