競馬の一口馬主を回収率重視で続けていく初心者向けブログ。府中でベコ買うだ!
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WOWOWか何かでパッキャオの特集がやっているのを見て思い出しました。

ネタが無いのでブログ内で眠っていていたボツネタを・・・。
適当にオチをつけたのでアップします。

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ボクシングで1試合に360億円以上がファイトマネーとして支払われた世紀の一戦『メイウェザー対パッキャオ』は、にわかファンには、余り盛り上がる物ではありませんでした。

理由はメイウェザーのファイトスタイルにあります。


圧倒的なスピードとディフェンス技術を駆使して戦うファイトスタイルに魅了されるファンもいるが、強打を打たず危険を冒さず確実にポイントアウトする試合運びを「タッチボクシング」などと揶揄し退屈な試合スタイルだとする声も少なくない。マイク・タイソンはメイウェザーの試合スタイルを退屈の意として「芝生が育っているのを見ているようだ」と表現している。(Wikipediaより)




そんなメイウェザーと、パッキャオの対戦後の相手の顔が正反対と話題になりました。

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パッキャオと対戦した相手はボコボコになるまで殴り合ったのが一目瞭然なのですが、メイウェザーの対戦相手の顔は、試合前と変わらない程に綺麗なままなのです。



天才的なボクシングセンスを持ちながら、ボクシングのルールを最大限利用し、リスクを排除したファイトスタイルを確立したことで、彼は無敗のまま5階級制覇という偉業を成し遂げています。

これまで倒して来た相手は、2階級制覇のアルツロ・ガッティ、6階級制覇のオスカー・デラホーヤ、2階級制覇のリッキー・ハットン、4階級制覇のファン・マヌエル・マルケス、3階級制覇のシェーン・モズリー、4階級制覇のミゲール・コットなど、スーパースター揃いであり、メイウェザーが最高のボクサーであることはゆるぎない事実です。

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・・・ここまでの選手でありながら「試合がつまらない」というのはどういうことでしょう。
それは、パッキャオ含め、相手もまた「極めた者」だからです。
物事を極めた者同士が戦うと拮抗・膠着で盛り上がりに欠けるものです。




キックボクシングの最強を決める『K-1』も、黎明期には様々なキャラクターがおり盛り上がりましたが、競技として成熟した頃に色物としてある黒人が現れました。

NFLの選手から格闘家に転身し、ポッと出て来たボブサップです。
総合格闘技の選手で、アメフトを活かした組み技を得意としていた為、キックは全くの素人、パンチもぶんぶんと振り回す程度。
そんな彼が『K-1』を4回優勝しているアーネストホーストをごり押しのパワープレイであっさりKO勝ちしてしまったことに、ファンたちは驚きました。


その後、セームシュルトという、2m12センチという類まれな高身長で長いリーチの選手が登場すると、相手の選手はリーチの差でパンチやキックが届かず、しかも2mを超えたシュルトの顔面を殴ろうとすると、当然上方向に腕を伸ばすことになり、パンチに力を込めることが出来ないという力学的な不利もあり、ハッキリ言って誰も歯が立たない状態。



シュルト自身の戦法も自分の長所である身長とリーチを活かした物であり、無理にインファイトや下へ避けるようなことはせず、長いジャブと前蹴りで動きを止め、相手が突っ込んで来れば後ろへ避ける。
これを繰り返し、不用意に突っ込んで来た所をカウンターで捕えるという、メイウェザーに通じるリスクを回避し確実に勝つ戦法だったことから、彼もまた人気は全くありませんでした。


こうしたことから「なんだかんだ言っても体がデカい奴が有利だし、そいつがテクニックを身につけたら誰も勝てないんだ。」という立ち技競技の限界と、”一つの結論”をファンに与えてしまったことで熱気が冷め、急速に衰退していきました。
(K-1廃止には、他のトラブルも背景にありましたが・・・。)


柔道も日本は「一本を取ること」に固執するあまり、ルールを最大限に活かした判定勝ち狙いの効率的JUDOにいつか敵わなくなる日が来るはずです。

どれにも共通して言えるのは極めることは「アツい」物が無く、醒めた物だということです。
結局のところ人間の感性は、危うさや逆転劇や強い個性、ドラマチック性だとか、そういうエンターテイメントに感動するからかも知れませんね。


一口馬主も『極める』ようなやり方があるとすれば、それは理詰めの退屈でつまらない繰り返しの作業を淡々とこなすような選び方で、ひらめきや直感、特別な想い、神の一手…そういうものとは違うのでしょう。

私が極めていない素人である以上、具体的には何も分からないのですが、目指すべき方向性は前者であるという事です。
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