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20:15:03
近況の更新にて、稼ぎ頭の愛馬ウォリアーズソウルが、何の前触れも無くいきなり去勢されてしまい、会員の間でも衝撃が走っています。

というのも、この馬はパドックで何度か馬っ気を出したことはあるもの「人には従順、馬には強気」という競走馬として理想的な気性でした。

また実際のレースでも掛かることもなく、騎手の指示にも非常に素直で、過去にロケットスタートで頭一つ出るも後方指示をされればそれに従い、後方まですっと下がるレースもしていました。


そんな馬が兆候無く、突然せん馬となっていたことに驚きを隠しきれません。
ただ、既に8戦をこなし、この馬が種牡馬になれる程の大成はしないというスケールも分かった今、せん馬にすること自体には反対ではありません。


というのも以前から何度か触れているように、基本的に私は”せん馬歓迎”のスタンスです。
理由は過去の記事で触れたように、せん馬にすることは、牡馬と牝馬の両方の良い所を得る『ハイブリッド化』だからです。

具体的には、以下のリンクの過去記事を参照下さい。



セン馬のメリット・デメリットについて

牝馬は屈腱炎になりづらい





要するに、牡馬が本来持つ闘争本能、筋肉を持ちつつ、牝馬の柔らかさと体質の頑健さを手に入れることが出来るということです。

犬や猫でも去勢によって寿命が延びることは証明されており、馬の場合も同じです。
競走能力の減退を緩やかにし、さらに屈腱炎などの”職業病”の予防にもなるのです。

生殖能力が無いことを除けば、生物学的には最も優れていると言えるのではないでしょうか。





馬場馬術の五輪代表選手である法華津寛氏も馬の扱いやすさについて

『セン馬>牝馬>牡馬』

であると述べています。


馬術は競馬と比べて、馬に覚えてもらう内容が多く、また競馬のようにある程度馬の自由が許される競技では無く、人が完全に手の内に収める必要があります。

そうした場合、気性が安定して従順、かつ指示を実行する優れた肉体を持つせん馬が最も競技に適しているというわけです。



競馬にもある程度同様の事が言えます。
ただし、注意すべきは香港やオーストラリアなどの割り切ったせん馬は、上記のメリットを利用する為に去勢していると思われますが、日本の競馬界でせん馬というと、大抵気性に元々問題があるから去勢したケースがほとんどです。

その場合、大人しい牡馬より去勢したせん馬の方がうるさいこともしばしばあるだけに、一概にはこれに当てはまりません。






また法華津氏は牡馬と牝馬の扱いの違いについて、以下のように述べています。

「牡馬の場合は、真剣勝負で騎手が勝って主従関係をつくる必要がある。
牝馬の場合は、服従させようするのは逆効果で、愛されたい、好かれたいという意識が強い為、なんらかの協調関係を築く必要がある。ただし、過保護にしすぎると今度はワガママになる。」




・・・人間社会と同じですね(笑)
ビジネスシーンを見ても男だらけの社風と女だらけの社風は明らかに違います。

男は体育会系の軍隊式で、指示を忠実に聞く部下になり、組織力が高まる。
女は友達感覚の延長で、仲良く手をつないで円を作ることで統一した意識を広げ、組織力が高まる。

こんな傾向があるのではないでしょうか。


これがオネエ企業(オカマバー)だと、どうなるんでしょうね(笑)
私の知る世界では無いので分からないですが、多分、男と女の間位に収まるのでしょうか。

男に見られる個を認めつつ、女性的な妙な一体感で互いを支え合う・・・とか?いや、全く分かりませんw

そもそも、あのコミュティが強固な感じは、オネエだからというよりは社会的マイノリティという背景が強く影響していると思われ・・・って、真面目に語っても仕方ありませんね。


法華津氏がせん馬の扱いにも言及してくれるとヒントになったのですが・・・(笑)





人間世界のオネエと同じく、せん馬も競馬界の日陰者です。せん馬には出走レースの制限がありダービー等のクラシックの出走が認められていません。

天皇賞も同様でしたが、昨今の同性婚などを許容する流れに呼応してか(ウソ)、2008年より出走制限が廃止されています。


生物的に優れていながら特定のレースに出走出来ないのは、もしかするとせん馬がダービーを勝つようなことになれば、それに負けた牡馬達の将来的な種牡馬価値を失わせ、馬産に与える商業的ダメージがあることを危惧してのことなのかも知れません。(オネエ最強説)


国内だけを見ていると、とてもそうは思えませんが、せん馬が多くを占める香港やオーストラリアの馬達が世界的に見ても特に劣っていない現状を考えると、マイナスイメージの強いせん馬にもメリットは多くあり、決して悲観することでも無いのかなと思います。

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