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14:05:43
フェブラリーSやJCダートに挑戦しては惨敗を繰り返す芝の重賞馬達が後を絶ちません。

今年のフェブラリーS、カレンブラックヒルの秋山騎手が「この馬がダートに行ったらすごいことになる。」(小林真也調教助手 談)と、かなりの自信が窺える進言をしたことから初ダートに挑戦するも、1番人気を裏切り15着に惨敗。


その前年はグランプリボスが、同じようにフェブラリーSで初ダートに挑戦し、人気を背負うもやはり惨敗。
多くの騎手・調教師が惨敗後に「決してダートが合わないとは思わない。」という内容のコメントを出しますが、それ以後、実際に再びダートのレースに出走するケースは少ないです。





海外の馬場ならともかく、国内の芝やダートなら毎日見ているはずです。
なぜ騎手や調教師はその適性を見抜けないのでしょうか。



特にダートの適性については調教でも簡単に使用出来るわけで、走りそのものはもちろん、砂被りなども調教で事前に調べることが出来ることにも関わらず、これをレース後の言い訳に使う騎手や調教師には疑問を感じてしまうものです。

逆の例で言えば、トランセンドがオールウェザーのドバイワールドカップで低評価を覆し2着になりましたが、元々国内のポリトラックで猛時計連発していたように、適性があれば調教でも光る所を見せるはずです。


しかし、現実にはそのような適性の有無を見抜けず、下記のように多くの芝の重賞馬がダートへ参戦しては失敗しています。






~ダート未勝利で芝の重賞馬によるフェブラリーS挑戦の記録(G1昇格以降) ~

1998 イナズマタカオー 初D 15人16着
1999 ドージマムテキ D3戦目 16人16着
1999 ビッグサンデー 初D 10人9着
2000 レッドチリペッパー D2戦目 10人14着
2000 キングヘイロー 初D 1人13着
2000 シンボリインディ 初D 5人9着
2001 イーグルカフェ D4戦目8人8着
2001 トゥザヴィクトリー 初D 4人3着
2002 イーグルカフェ D6戦目7人14着
2003 エイシンプレストン D2戦目 6人16着
2005 ヘヴンリーロマンス D3戦目10人11着
2007 ダイワバンディット D6戦目16人13着
2008 オレハマッテルゼ 初D 10人16着
2009 ヴィクトリー 初D 8人15着
2010 スーパーホーネット 初D 9人15着
2010 ザレマ D2戦目 13人14着
2010 レッドスパーダ 初D 3人12着
2010 リーチザクラウン 初D 4人10着
2010 ローレルゲレイロ 初D 8人7着
2012 スマイルジャック 初D 14人14着
2012 グランプリボス 初D 6人12着
2013 カレンブラックヒル初D 1人15着



一覧にすると、このような結果となります。

これとは逆に、ダート適性を読み取れずに芝のレースを使い続けたケースもあります。

後に帝王賞を勝つことになるゴルトブリッツです。
芝のレースでそこそこの結果を残すも結局未勝利のまま地方へ出され、そこでダート適性を発揮して圧勝。
出戻りでJRAの500万下のダートを使うと圧勝。そこからダートのみを走り続けました。

20060415karasi11.jpg
(クリックで拡大)


ゴルトブリッツ_直線2
ゴルトブリッツ_直線2 posted by (C)奉行


これが新人調教師ならまだしも、名伯楽・藤沢和雄調教師なのですから、馬の適性を見抜くのは難しいことがわかります。

結局、毎日見ている調教師や、実際に馬に跨り背中で走りを感じている騎手でさえ、馬の馬場適正は分からないということです

ゴルトブリッツについて言えば、血統からは確かに芝適性と見て間違い無いでしょうが、毎日見ていて、それ以外に何も感じないものなのでしょうか。

先述の「調教で芝・ダート両方を試せば分かるのでは」という考えも、そう単純なことではないのかも知れません。ただ、芝コースで追いきったこと自体が無いのであれば、なぜ試さないのかという疑問が消えることはありませんが・・・。








適性は大雑把に分類すれば、『芝』か『ダート』の2つしか無いわけで、血統や馬体でどちらの馬場適性を持つか容易に分かるケースももちろんありますが、条件馬などで上手く行かないことがあると、多くの場合は芝もダートも両方必ず試します。

これは結局プロであっても”実際にレースで走らせないと分からない”というのが本質であり、これをデビュー前の1歳馬で我々一口馬主(プロでも。)が見抜くのは至難の業です。





距離適性に関しても全く同じで、多くの場合に血統と馬体で予測しますが、外れることはままあるはずです。

「どこに適性があったっていいじゃないか」と思いますが、一口馬主として馬を選ぶ上で、どういう路線で期待したいかという趣味趣向の問題以上に、

『最適化された馬』

を選ぶことは良い成績を残す上で大切だと私は思っています。


”最適化”とはつまり、その馬が持つ適性や特長が上手く効率的にマッチングしているかどうかという事です。

単純な例で言うと、ダートの名血の両親から生まれたのが小さな牝馬だった場合です。
パワーが重要視されるダートでは、牝馬として生まれると牡馬と比べて、どうしても先天的に骨格及び筋力の発達が劣り、持っているポテンシャルを出し切ることが出来ません。

同様に、無限のスタミナのステイヤー血統として生まれた馬が、ダート適性だった場合に現在の日本ではダートのディスタンス以上のレースが皆無の為、その特長を活かす場所自体がありません。






あとは遺伝的要素として、短距離馬の特長と長距離馬の特長が、互いに上手く補完し合い成功する場合もあれば、互いに足を引っ張り合い、ちぐはぐでどこにも秀でた所が無い場合もあります。

このようなミスマッチで生まれた馬は本来持っている潜在能力を100%発揮することができず、元々の期待を下回ることになってしまいます。


前述したように、プロでもレースで走らせないと分からないことを我々素人が予測することは非常に難解ではありますが、この”最適化”を読み取ることが出来れば、一段上の相馬眼を手にすることが出来るかも知れません。

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