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競馬の一口馬主を回収率重視で続けていく初心者向けブログ。府中でベコ買うだ!
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13:05:22
これは以前テレビで見た話。
浅草だったか、老舗しゃぶしゃぶ店が、ある決意表明を掲げてマイナーチェンジしました。

それが

「テキサス宣言」

です。

「ブーー!!」
201004160156570e3.gif

吹き出す私。

ニュース番組でこれを聞いて絶句。
聞けば、昨今のA5ランク信仰で、牛肉は霜降りが多ければ多い程良いという傾向が見られるが、本当に美味しいしゃぶしゃぶは、そうではない、適量のサシ(脂分)と赤身のバランスこそ至高なのだと店主は唱えます。

テキサス宣言とは、つまり霜降りから赤身への転換。
アメリカ人が喜ぶ原始人ステーキのようなイメージなのでしょう。


いやはや、老舗らしからぬネーミングセンス…。


と思ったら、話を聞いていくと私の聞き間違い。
正しくは

「適サシ宣言」

でした。

適量のサシ(霜降り)という意味なのでしょう。


別の番組では、牛肉の質は血統と飼料を中心とした環境
この二つで決まるとのこと。

肉質と呼ばれるのは、結局のところ、サシつまり霜降りの細かさとその入り方のことであり、それらが遺伝で決まる模様。

今更ではありますが、競走馬も瞬発力やパワーだとか、そういう筋肉の質まで遺伝するのは間違いありません。


だとすると、最近話題になっている”WAGYU”は日本の和牛と同じなのか。

WAGYUとは日本の和牛が海外に流出し、それが海外で繁殖してしまっていること。
先日、中国人が和牛の精液を海外に持ち出そうとして中国の空港でなんとかそれを防いだニュースが報道されました。
要するに日本の空港はすり抜けられたわけです。

中国に助けられているにもかかわらずこういう言い方もアレですが、知的財産だとかの遵守がガバガバな中国より、日本の方が意識が低いということになります。法も体制もガバガバ。ちゃんと仕事して下さい。

しかし、和牛流出はもっと昔に既に起きています。
オーストラリアでは堂々とオーストラリア和牛協会なるものが存在しています。




以下ウィキペディアから抜粋。

オーストラリア和牛協会
オーストラリア国内の和牛育成を統括する団体であり、国内の和牛協議会開催も行っている。
オーストラリアに初めて品種としての和牛が持ち込まれたのは1990年である。翌年の1991年に和牛の精液と受精卵が持ち込まれた事により、オーストラリア国内で和牛の生産が可能となった。
1995年に北海道の畜産業者であった武田正吾がアメリカ合衆国、そしてオーストラリアやニュージーランドへと子牛、受精卵、精液を輸出したことにより大きく状況が変化した。
1995年、オーストラリアには37頭の雌牛と5頭の雄牛が輸入された。さらにその後の数年間にはアメリカ合衆国で何千頭もの和牛の受精卵が作成され、オーストラリアに運び込まれて育成試験が行われた。2006年にはアンガス種等との異種交配種でない和牛の生産に成功している。2012年時点においてオーストラリア国内で生産されている和牛は5000頭以上。




この武田正吾氏は別のテレビ番組で「日本の畜産がここまで発展出来たのは誰のおかげだ。その恩返しだ。」といった事を述べていました。彼には
「恩返しなら当然、無償で提供したんですよね?まさかご自身の懐には1円も入れていないですよね?」
と問いたいです。
法整備していない日本政府が元凶ではあるもの、日本の全ての畜産家を陥れる可能性のある行為をよくも出来たなと感心します。




では上記の通り、日本の和牛同士から生まれたWAGYUは和牛と同じ味、肉質であるのか。
つまり、競走馬にあてはめて考えれば、血統が全く同じ(ここでは全兄弟の事ではなく、クローンのように遺伝子が全て同じであると仮定する)であれば、同じ実力の馬が育つのか。
そういう疑問が生まれます。


答えは冒頭で述べた通りですが、血統と飼育で肉質が変わるわけで、決して血統(遺伝)のみでは決まりません。
餌、運動量、ストレスなど他の外的要因でも大きく左右されます。
ですから、日本の和牛の中でも様々なブランドが確立され、血統と同じだけ飼育にも力を注いでいるのです。



だとすれば、和牛の血統が海外流出してしまったとしても、簡単には和牛の真似は出来ないわけです。
これを聞くと少しホッとした気持ちになります。

しかし、海外の畜産家もそんなことはもちろん承知しています。
オーストラリアから逆輸入されたWAGYUの価格相場は、日本のWAGYUの半分。

なぜそうなるのかといえば、飼育方法が違うから。
日本のような徹底管理ではなく、放牧で育てるそう。
手間はかからず、また飼育頭数も増やすことが出来ます。


当然、日本の和牛のような美しいサシは生まれず、荒くなるそうです。
これではせっかくの和牛が台無しではないか。

そう思ってしまいがちですが、実際に食べた場合、その味はオーストラリアの牛肉とは全く異なる美味しさだそう。

肉質が柔らかく、うま味も強い。


そう。これはつまり和牛が遺伝的に持つ資質と言え、ある意味『雑な育て方』をしても美味しい肉にはなるのです。
血統が及ぼすその影響力の大きさはやはり絶対的な物があるということですね。




それでも尚、今回の話では、牛や馬の飼育方法の重要さを知りました。
これまでの私の認識としては、馬の疲労度を適切に管理することや、馬術的なスキルをいかに馬に習得させるかなどが、育成と呼ばれる分野の役割だと思っていました。

しかし、上記の通り同じ血統の牛でも飼料や環境でサシが変わるということは、競走馬の場合もそれらで体の大きさや、骨量、筋肉に影響があるというわけです。


JRA総研の研究でも、日本、アメリカ、オーストラリアなどで同じ血統でも馬体の大きさが異なる事が判明していますが、これは気候と牧草、飼料の違いと思われます。



私は馬選びにおいて、初期馴致が行われる前の段階はあまり考慮していませんでしたが、その点は見直す必要があります。
つまり『生産牧場はどこか』というのは競走馬の強さに大きな影響を与えるということです。

ノーザンファームがトップにいるのはもちろん、注意すべきは社台以外で生産された馬ですね。
競馬村には信じられないほど時代遅れの事をしている牧場も未だあるはずで、それらはどのような生産馬がいるのか、血統に対して適切な成績を残しているかなど、生産牧場の実力にも目を光らせなければならないので、社台系以上に馬選びが難しいことになります。


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コメント
No title
え~、実はわたくし、数十年前はお肉関係の会社で働いておりました。
その頃から、和牛はA3くらいが一番旨いが常識でした。それが俗に言われるグルメ馬鹿がやっぱり和牛は脂だねぇとか言っててアホか?と思ってました。ただ今の脂を避けて赤身が良いと言ってるのも逆なだけで同じですね。油と脂を同じように扱ってるし、赤身の多い輸入肉を食べさせるための戦略にまんまと踊らされてるだけ。わずかな違いで美味しさを捨ててる。これまたアホです。
その頃に大先輩が「牛はな、血統と水と汗で味が違うんよ」と言ってました。なので、海外で今の和牛と同じものは出来ません。
競馬ファンとして今の社台系1強時代は面白くないですけど、日本の競馬をここまで引き上げてくれてるのは社台のおかげです。
牛にしろ、馬にしろ、中小牧場は大変な時代です。
長々と取り留めもないコメント書いてすいませんでした。

がぉ~│URL│2019/04/16(Tue)20:00:47│ 編集
Re: No title
がぉ~さんコメントありがとうございます☆
肉の専門家の方でしたか。やはり世間でのトレンドというものがあるので、実際にプロの方々が評価するものと、素人が好むものにはギャップが生じるわけですね。これって馬の世界にも言えて、ディープ産駒がA5ランクだとすれば、そりゃ美味しいんだけど、実は~みたいな話に通じるものがある気がしますね。

コズン│URL│2019/04/17(Wed)23:56:37│ 編集
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