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競馬においてこのような格言があります。

「逃げて勝つのが一番強い」

この言葉には様々な意味があると思われます。
逃げるということは他の全馬に目標にされるということであり、戦術的、精神的に不利になる・・・。
自然に逃げられるのであれば、全馬で最も速いということであり、つまりは一番強い・・・。

この他に『風の抵抗を受けるから不利』という意味も含まれているのではないでしょうか。
逆に風の抵抗を受けないように逃げ馬を”風除け”に使って、番手で競馬をして勝つことこそ理想の勝ち方ともいえ、番手の先行脚質で勝つことを”横綱相撲”と呼ぶのはこの為です。






今回はこの『風の抵抗』、そして風除けのスペース『スリップストリーム』(空気力学的牽引力)についての影響に関する記事です。


先頭の後ろで風を除ける『スリップストリーム』を考慮することは自転車競技やモータースポーツなどでは重要なテクニックとなっています。
ロードレースでは、一人の選手が先頭で長距離を走行することによる疲労を防ぐ目的で、仲間による先頭交代が繰り返されます。

また、同チームの選手が縦一列に並ぶ”トレイン”という陣形が見られるなど、スリップストリームを利用したチーム戦術は数多くあります。


競輪においても、先頭を走る選手は空気抵抗を受けて不利な立場に追い込まれるため、かつてはレース中に先頭を走ることを”トップ引き”と呼び、格下の選手が行うものとされていました。



現在はレース残り1周半程度までは競走に参加しない”先頭誘導員”と呼ばれる選手が先頭を走る形式のレースが一般的です。
先頭誘導員退去後に風圧を避けて競走を有利に運ぶ目的で、複数の選手がラインを組んでゴール直前まで共闘するのが常套手段となっています。

国際ルールのケイリンでも、風圧の影響によるハンデを受けないようにするため、ゴールまで残り600~700m程度までの間先頭に”ペーサー”を置き、日本の競輪における先頭誘導員と同様の役目を果たしています。







またJRA競走馬総合研究所は以下のような見解を述べています。


競走馬がレースで勝つためには位置取りやペース配分にも配慮する必要があり、空気抵抗を減らすために、他の競争相手の後ろに位置する(スリップストリームに入る)ことのメリットは、自動車や自転車レース同様にある。

ペース戦略の選択、および空気力学的牽引力による効果は、競走成績の重要な決定因子であると思われている。
英国の10競馬場において3年聞にわたって収集して、最も速く走るためには、どのようなペース配分と位置取りをすれば良いのか分析していた。



空気抵抗に対抗して走るために必要なパワーは大きく、レース中の75%の時聞に渡って他馬の後ろに入っていれば、順位を3 、4 位上げることができると試算されていた。

全距離のレースを対象とした解析では、レース中盤にゆっくりと加速を続け、最後はできるだけ減速しないように走るペース配分により、最も速く走れるとしていた。

また、中距離レースのみを対象とした解析では、レース中盤に加速せず、または僅かに減速していて、最後に加速するようなペース配分でも速く走ことができるとの結果を示していた。


・・・との事です。










また、風の抵抗の他に騎手や馬の精神的な部分を考えても、逃げることは不利に働くようです。
例えば、陸上の中距離競技(800m~5000m)の選手も「先頭を走るのは不利」という意識があり、集団の目標にされる精神的なプレッシャーは大きいようで、自分のペースを作ることは案外簡単では無いようです。

そういえば、2005年の安田記念に世界最強のスプリンター、香港のサイレントウィットネスが来日し、2番手で競馬をした際には、先頭のローエングリンに乗っていた後藤騎手がレース後「後のサイレントウィットネスのプレッシャーがすごくてバテてしまった。」とコメントしていました。(サイレントウィットネス3着、ローエングリン17着)





では、実際の競馬の勝負で”逃げ”の脚質は不利なのでしょうか?
少なくともデータ上では逃げ馬が不利とは言えません。

これは既述のように一番強い馬が自然と先頭に立ってしまうことは多々あるからです。
また、逆に後の馬達が牽制し合うことで目標にされず、逃げ馬がプレッシャーを受けることなくマイペースで行ければ、大穴をあけて勝つこともしばしば見かける光景です。


逃げ馬のメリット、デメリットはあるわけですが、ダートでは後からの差し脚が鈍ることもあり、前々で競馬するメリットがより大きくなるなど、ペース、馬場、馬の性格や持ち味他、風の抵抗以外にも多くの要素が絡む複雑な話のようです。



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